ホーム>ハチ駆除業者の料金相場は？おすすめのハチ駆除業者や自分でできる方法も紹介

最近よくハチを見ると思っていたら、家の敷地内にハチの巣があった…恐怖感と「何とかしなければ…」という気持ちになるはずです。

ハチの駆除業者がいるのは知っていても、料金がいくらぐらいかかるのかは意外に知らないもの。高額であれば自分でやれないか？と考える人もいるでしょう。

この記事では、ハチの駆除業者の料金相場やおすすめのハチ駆除業者、自分でできる方法までを紹介します。

ハチ駆除業者の料金相場は？無料の業者はある？

ハチ駆除の料金相場と無料で駆除してもらえるかどうかを解説していきます。ハチの巣が家の敷地内にできてしまった場合、恐怖感をもつとともにどうしたらいいのかすぐに思い浮かばない人は多いでしょう。

駆除を頼もうと思っても、適正価格を知らないと高い料金を請求されてしまうことがあります。ここではハチ駆除の料金相場と無料でできる可能性はないのかを紹介します。

ハチ駆除の料金相場

ハチ駆除の料金相場は巣ひとつで5,000円～50,000円と幅があります。この幅の理由はハチの種類や巣の大きさ、どこにあるかで料金が変わるからです。

ここではまず駆除が必要なスズメバチ、アシナガバチそしてミツバチの巣の駆除の種類別の料金を紹介します。

種類	料金相場
オオスズメバチ	30,000円～50,000円
キイロスズメバチ	20,000円～30,000円
アシナガバチ	5,000円～10,000円
ミツバチ	30,000円～50,000円

以上がハチの種類別の料金です。

ただあくまでも平均値であり、巣の大きさや屋根裏や高い場所など駆除が難しい場所の場合は追加料金がかかることは覚えておきましょう。

無料でできる？

ハチの駆除を無料でしてくれる業者はありません。

ただ住んでいる自治体によって無料駆除を行政サービスとして行っているところがあります。家の敷地以外で公園や通学路など、子供が危険と感じさせる場所にあるハチの巣は無料で駆除を行ってくれるところがほとんどです。

またハチの種類がわからない場合のアドバイス、ハチ駆除業者の紹介をしてくれるなどさまざまな相談に乗ってくれるので、電話相談や役所の公式サイトで検索してみましょう。

ハチ駆除におすすめの業者7選！値段や評判も紹介

家の敷地内にハチの巣ができてしまった場合は、早めの対応が必要です。

とくにスズメバチは人に危害を加える可能性が高いので、早急に駆除を依頼しましょう。

とはいっても、どこに頼んでいいのかわからない人がほとんどでしょう。

ここでは料金、サービスともたしかなハチの駆除業者を8件紹介します。

まず基本料金比較の表を載せておきます。

業者名	基準料金	特徴	対応エリア
ダスキン	22,000円～	アフタフォロー充実	全国
ハチ110番	8,800円～	キャンセル料無料	全国
ハチ駆除センター	900円～	電話で見積もり	北海道・山形・宮城・福島・関東・東海・北陸・関西・岡山・山口・四国・九州（沖縄を除く）
みんなのハチ駆除屋さん	2,200円～	ハチ1匹から対応	全国
ハチ駆除バディ	4,400円～	相談・見積もり出張料無料	東京・九州
ホームレスキュー	8,800円～	最短30分で現地到着	関東・東海・関西・中国・九州
害虫退治屋さん	8,000円～	早朝・深夜対応可能	関東

 

ダスキン

対応エリア	全国
料金	22,000円～
見積・調査金	無料
実績件数	記載なし
保証年数	記載なし
受付時間	記載なし
受付方法	電話

550拠点あり全国対応のダスキンの害虫駆除事業部「ダスキンターミニックス」が受け付けてくれるハチの巣の駆除。

電話で受け付け後の訪問の早さ、調査の的確さに定評があります。

駆除を行うのは社内ライセンス資格を所得したプロ集団。

専用機材やドローンを用いて安全にハチの巣を撤去して、戻りバチにのトラップを設置した後、１週間後に再訪問でチェックしてくれるなどアフターフォローも万全です。

ハチ110番

対応エリア	全国
料金	8,800円～
見積・調査金	無料
実績件数	記載なし
保証年数	記載なし
受付時間	24時間365日
受付方法	電話・フォーム

24時間365日受付のハチ110番は、全国対応の駆除業者です。

連絡を受けてから早急に無料で現地調査、その場でハチの巣の状況から見積もりを出してくれます。

作業日までならキャンセル料は無料なので、料金比較の時間を取れます。

楽天リサーチにおいて利用シェアNO.1に輝いた実績と作業後の満足度98％と高い評価を得ているハチの駆除業者です。

 

ハチ駆除センター

九州地方と東京が対象エリアとなっているのがハチの巣駆除センター。

電話で状況を伝えると、そこで概算の見積もりを聞くことができるのが特徴。

最短5分で最寄りのサービスセンターから派遣された駆除作業員が、ハチの種類、巣の大きさと場所を確認して最終的な見積もりを出してくれます。

見積もりは無料で、現金の他、各種クレジットカードでも支払い可能です。

みんなのハチ駆除屋さん

対応エリア	全国
料金	2,200円～
見積・調査金	無料
実績件数	7万件以上
保証年数	1週間
受付時間	7:00～22:00
受付方法	通話・メール

ハチの巣駆除だけでなく、部屋に入った1匹のハチ退治まで受け付けてくれるのが、みんなのハチ駆除屋さん。

対象エリアは全国（一部対応できないエリア有）。

最短30分で到着後その場にて無料見積もりを提示された料金は、限界まで下げたものです。

常にプロ用の機材の他、高所作業用ハシゴを車に積んでいるので、見積もりに納得された場合はすぐに作業開始。

最短15分で巣を取りのぞきます。

2023年7月までで70,000件以上のハチ駆除に対応した実績十分の業者です。

 

ハチ駆除バディ

対応エリア	東京・九州
料金	4,400円～
見積・調査金	記載なし
実績件数	3万件以上
保証年数	期間特になし。アフターフォローあり。
受付時間	9:00〜18:00
受付方法	電話・WEBフォーム

東京、神奈川、東海、関西、四国、九州の福岡、熊本で展開しているのがハチ駆除バディ。

駆除作業員が現地でハチの様子やヒアリング、現地調査した段階で内容を丁寧に説明してくれます。

相談から見積もりまでは無料なので、別途出張料がかかることはありません。支払いは現金、各種クレジットカードでも受け付けています。

ホームレスキュー

対応エリア	関東・東海・関西・中国・九州
料金	8,800円～
見積・調査金	無料
実績件数	HPにて駆除実績あり
保証年数	アフターフォローあり
受付時間	24時間365日
受付方法	通話・メール

首都圏を中心とした関東、東海、関西、中国、九州をカバーするホームレスキュー。全工程完全自社施工で行うため、無駄な料金がかかることはありません。

技術だけでなく料金にも自信があることから、相見積もり歓迎な対応は24時間365日受付です。電話1本で最短現地に30分で到着とスピード感もあります。

ハチの駆除だけでなく、すべての害虫、害獣に対応しているのでさまざまな相談ができるメリットがあります。

害虫退治屋さん

対応エリア	関東
料金	8,000円～
見積・調査金	無料
実績件数	300万件以上
保証年数	最長10年
受付時間	記載なし
受付方法	通話

これまで300万件以上の駆除実績をもつのが、害虫退治屋さん。

電話相談の時点でおおよその見積もりを出してもらえるので検討しやすいのが特徴。見積もりは無料で早朝や深夜でも対応可能です。

現地で出した見積もりは確定のもので、もし施工内容に変更点が出た場合はその都度報告して説明をしてくれるので安心感があります。

ハチ駆除業者の選び方

現実にハチの被害にあったとき、冷静にハチの業者を選べる人は数少ないでしょう。

ただ慌ててしまえば、高額な料金を知らうことになったり悪徳業者に引っかかってしまったりする場合があります。

そんなことがないように、ハチ駆除業者を選ぶ際の基準を作っておくといいでしょう。

その具体的な例を挙げていきます。

対応可能時間帯で選ぶ

24時間365日受付のハチ駆除業者は多くあります。

ただしそれはメールで実際に作業をするのは、後日ということがほとんどです。

ハチの巣駆除の場合には、巣の状況や場所を確認して見積もりとなるため、家族で判断できるだれかが在宅していなければなりません。

土日祝日対応や早朝、深夜でも可能というところがあるので、都合のつく時間に作業をしてもらう業者を選ぶようにしましょう。

見積りをしてもらう。無料な業者も多い！

大多数のハチ駆除業者は見積もりを出してくれます。

実際に作業をする前の状況判断や見積もりまでは無料というところも多めです。

公式サイトで基準になる料金は明記されていますが、巣の場所や大きさなどで変わります。

あくまでも基本料金は最低金額と考え、実際の駆除をしてもらうまで時間があるなら見積もりを取って比較しましょう。

作業内容やアフターフォローまでをしっかりヒアリングして判断すればハチ駆除業者を選ぶ際に失敗する可能性はかなり低くなるはずです。

口コミなどで評判を見る

ハチ駆除業者を選ぶ際に口コミ評価はかなり参考になります。

自分の家のハチの被害と同じような人の口コミを探してみましょう。

ハチの巣が作られてしまった場所や大きさ、種類がわかればそれも加えて口コミを読むと、料金や作業内容だけでなくアフタフォローなど細かなところまで知ることができる可能性が高まります。

悪徳業者を見抜く方法

悪徳業者のもっともシンプルな見抜く方法を紹介します。

まず連絡した際にだいたいの料金を伝えられたにもかかわらず、作業者が全く違う料金を請求するのは悪徳業者と判断していいでしょう。

もちろん現地調査によって電話やメールでの料金と違う場合はあります。

ただ悪徳業者の場合、断るとキャンセル料を請求してくることがあるのです。また見積もりはあいまいで、作業前に伝えることなく始めてしまい、終わってから高額な請求をする業者もいます。

良心的なハチ駆除業者は必ず現場を見たあとに見積もりを出し、料金がどれだけかかるか説明してくれます。

料金の説明が事前にあるかどうか、さらに完全に駆除できているかも確認しましょう。

自分でできるハチの駆除方法

ハチの駆除を自分でやることはできないのでしょうか？

本来は危険が伴うハチの駆除は素人がやるものではありません。

以上の条件がそろっている場合は自分での駆除も可能です。

その際の準備と作業について解説します。

自分でハチ駆除する上で注意すべきこと

自分でハチ駆除をするうえで注意すべき点について解説します。

まず肌の露出は厳禁です。長袖や手袋、帽子にマスクなどハチに攻撃されても被害を受けないように肌を隠すのは重要になります。

また香りがするものはハチを刺激してしまうのでNGです。駆除作業はハチの活動が緩む夕方から夜間に行うのも安全性を高めます。

ハチ駆除に用意するべきもの

ハチの駆除に用意するものを具体的に挙げていきます。

ハチ用のスプレータイプの殺虫剤もしくは置き型の毒エサタイプのハチの巣駆除剤を用意。防護服があれば身につけましょう。

ホームセンターで手に入れることもできますが、防護服は最寄りの役所で貸し出してくれる場合があるので問い合わせてみましょう。

自分自身でハチ駆除を行う手引きやアドバイスをもらえることもあります。

また現在は被害には遭っていないものの、以前巣をつくられた経験のある方は、再度の被害を受けないためにトラップを仕掛けておきましょう。

次に誘引剤を作ります。

誘引剤は自宅にあるもので作ることが可能です。

この誘引剤をペットボトルの中に入れて、女王バチが巣をつくる3月～5月頃、日が暮れたあとの日陰になる場所につるしておきます。

1～2週間ほど様子を見てハチが入らなければ場所を変えてみましょう。

6月以降はそのままだと働きバチを集めてしまうため逆効果になってしまいます。5月の終わりごろには外すことを忘れないようにしましょう。

ハチの駆除手順

それではシンプルで安全な自分で行うハチの駆除の手順を解説します。

あくまでもまだ巣が小さい、スズメバチではないなど条件がそろった状態で行いましょう。

ハチの種類がわからなかったり、高所や屋根裏などにある場合はハチの駆除業者に頼むのがおすすめです。

ハチ発生の対策とは？

最後にハチの被害を受けないための対策を解説します。

刺されたり、巣をつくられる前に対策をしっかりしておきましょう。

くん煙剤を使う

燻煙剤（くんえんざい）とは、ドラックストアでも手に入る害虫駆除で使うものの総称です。

霧、水、煙タイプがありますが、もっとも効果が高いのは霧タイプ。ただマンションなどでは霧タイプの使用は難しいでしょう。

害虫駆除の効能効果の欄には「ゴキブリ・イエダニ・ノミ」などが表記されていて、ハチは通常確認できません。

しかしゴキブリのように殺虫剤に耐性があるものに効果があるのですから、本来殺虫剤に弱いハチにも効きます。

ただしハチの巣の下でくん煙剤を使っても効果は期待できません。

くん煙剤が効果的なのは、屋根裏や通気口、倉庫など密閉空間にできた場合のみということは覚えておきましょう。

ハッカ油を使う

ハッカ油はハチに効果があります。

使い方としてはハッカ油を水で薄め、スズメバチが出そうなところに吹きかけるだけです。ただ効果は一時的なものなので、定期的に吹きかける必要があります。

注意したいのは、直接ハチの巣に向けてハッカ油をスプレーしたりしないことです。

刺激されたハチが攻撃性を高める可能性があるので、あくまでも近づけさせないための予防として使うようにしましょう。

木酢液を使う

木酢液を使うのも、ハッカ同様ハチを寄せ付けない効果があります。

木酢液は人や動物、植物に悪影響がないので、安全にハチ対策をしたい方におすすめです。

ガーデニング用品のコーナーに置かれていて、手に入れやすいのもメリット。料金も1,000円ほどと手軽に買える程度なのもポイントが高めです。

ハッカや木酢液だけでなくハーブの匂いもハチは苦手にしています。庭にローズマリーやユーカリなど、メンソールが含まれている植物を植えるとハチ対策になるでしょう。

ハチ駆除のまとめ

ハチは恐怖感を与えるだけでなく、危険性のある害虫です。スズメバチなどは体質によって人を死に至らせるだけの強い毒性があります。

大切なのはハチを寄せ付けない環境を整えることですが、普段からそこまで神経質になっている人はいないでしょう。ただだれでもいつ被害に遭ってもおかしくないのがハチ。

自分には無縁と考えず、もし被害に遭ったらということを頭に入れて予防をしましょう。そしてもしハチの被害に遭ってしまった場合は、冷静に対処できるよう知識をもって多くことが大切です。

 

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